2022年4月3日に山の中の海軍の町にしき ひみつ基地ミュージアム（熊本県錦町）で開催中の「侍う-SABURAU-展 in 錦」、コラボイベントとして、タイ捨流の演武と一緒に歌わせていただきました。
今回、初演となった拙作「戦い」。
コロナ禍の中、タイ捨流をイメージして制作した楽曲です。
当日、タイ捨流と共演させていただき、演武が曲のイメージにピッタリ！タイ捨流ゆかりの地である熊本県錦町で初演できて、感激でした。
帰りにタイ捨流の始祖、丸目蔵人のお墓へ。
私は薩摩人ですので、時代が時代なら斬られていたでしょう。
しかし、晩年の隠居生活で刀を鉈（なた）に持ち替えた丸目蔵人が目指した世界は敵、見方関係なく暮らせる争いのない世界だったのではないだろうか、もしそうだとしたら、今日のような、演武と歌の共演に喜んでいてくれるのではないだろうか、と想像します。
今はどこまでものどかな錦町ですが、丸目蔵人の生きた戦国時代、本土決戦基地となった太平洋戦争、と歴史のある土地です。特攻訓練機「赤とんぼ」の隣で、タイ捨流の演武に合わせて歌を歌いながら、平和を願った先人たちに思いを馳せる一日となりました。
当日ご来場いただきました観客のみなさま、ひみつ基地ミュージアムのみなさま、共演いただきましたタイ捨流ならびに侍うスタッフのみなさま、ありがとうございました！
なお、「侍う-SABURAU-展 in 錦」は４月１０日（日）まで開催中です。
詳細は詳細は公式特設サイトをご覧ください。
