鹿児島県内には、日向神話のゆかりの地がたくさんあることを、先日の神代の守り人主催のシンポジウム「神話の日」で知り、竹屋神社、笠狭宮跡、豊玉姫神社を散策してきました。
早速、南さつま市を散策してきました。
道の駅きんぽう木花館
まずは腹ごしらえ。
道の駅きんぽう木花館(このはなかん)へ向かいます。
木花館(このはなかん)の由来は、木花咲耶(このはなさくやひめ)から来ているのでしょう。
駐車場には像と案内が設置されていました。
手打ちそばを堪能。
竹屋神社(たかやじんじゃ)
竹屋神社では、下記の御祭神をお祭りしています。
彦火火出見命(ひこほほでみのみこと)別名を火折命(ほおりのみこと)神話での山幸彦
豊玉姫命(とよたまひめのみこと)
火闌降命(ほすせりのみこと)
火明命(ほあかりのみこと)別名を火照命(ほてりのみこと)神話での海幸彦
日本国の建立に係わる命(みこと)、四柱を祀っているのは、竹屋神社だけ、とのことです。
笠狭宮跡碑(かささのみやあと)
ニニギノミコトが「宮ノ山」から次に移ってきた地。
ニニギノミコトとコノハナサクヤヒメの宮殿跡です。
石碑は公園の奥、桜並木の中にありました。
あと2週間早ければ、満開の桜が観られただろうな・・・・。また来年!
公園の入り口には、「日本発祥の地」の記念碑があります。
南さつまが日本発祥の地なんて、鹿児島に長年住んでいながらも知らないことだらけです。
豊玉姫神社
豊玉姫命(トヨタマヒメノミコト)を主祭神としてお祀りする、豊玉姫神社。
六月灯(夏祭り)では、水車からくり人形が上映されるのが有名です。
残念ながら、昨年は中止だったようですが、今年は開催されるといいですね。
まとめ
鹿児島市内から約1時間程度で行ける、南さつま市。
「神話」というと霧島や高千穂、川内のイメージがありましたが、南さつま市にこんなにたくさん、日本神話の舞台となった地があるなんて知りませんでした。鹿児島の歴史って、神代から縄文、戦国、明治維新とあらゆる時代があって本当に面白いです。
次はどこにいこうかな♪
2020年に編纂1300年迎えた「日本書紀」。
天孫降臨伝説「天壌無窮の神勅(てんじょうむきゅうのしんちょく)」を音楽にしました。