今年、生誕450年を迎える、島津豊久。
宮崎市佐土原歴史資料館で開催された、「島津豊久展」へ行ってきました。
佐土原歴史資料館、鶴松館。
明治に入り、廃城となり、城跡は田畑になっていたそうです。平成元年に発掘調査が行われ、見つかった遺構に基づいて、二の丸城跡に大広間・書院・数奇屋が復元されています。素敵!
島津豊久は、現いちき串木野市麓の串木野城で誕生し、後に約700名を従えて串木野城から佐土原城へ入城。佐土原城の城主となります。
串木野城周辺で育った私としては、島津豊久に親近感を感じずにはいられません!
島津豊久が主人公の漫画「ドリフターズ」の原画展も同時開催中。
イタリア・ヴィノーヴォ城で開催された「侍う-Saburau-」でも展示されていた掛け軸。
一緒に帰ってきた感があります。感慨深い・・・。
西海岸の串木野から東海岸の佐土原へ。
民謡「串木野さのさ節」の一節、
”朝日を拝む人あれど 夕日を拝む人はない”
のフレーズを思い出しました。
日本最南端の天守に光る、金箔鯱瓦。
朝日に照らされる佐土原城は、きっと島津豊久の自慢の城だったのだろう、と想像が膨らみます。
天昌寺跡にも行きました。
鶴松館向かいの道の駅で見つけた、イラストコンテスト。
地元の故郷を愛する熱量が高い!いいなぁ。
天守台の跡の石垣も残っているようですので、次回行くときは、佐土原城の山城を散策したいです。
城壁は土地の個性が出るので、面白いですね。