鹿児島県民交流センターで2021年4月3日に開催された、NPO法人神代の守り人主催の、シンポジウム「神話の日」を観に行ってきました。
一番楽しみにしてたコンサートコーナーでは、以前拙作「美しき国へ-日本書紀より天壌無窮の神勅-」のレコーディングでギターを弾いていただいた、ギタリストの山崎トムさんも出演されており、素敵な時間を過ごさせていただきました。
拙作「美しき国へ-日本書紀より天壌無窮の神勅-」
海外での演奏経験を通して感じたのは、「歴史はお金では買えない」ということ。
資本主義の社会の中にいると、つい新しいものや技術、サービスに目がいってしまいますが、こうやって歴史や文化を継承していくことはとても大切なことだと考えます。
また、海外に行くと、日本のことを質問されます。中には、日本人以上に日本を知っている方も!
英語は必要ですが、それはコミュニケーションの道具であって、交流の本質ではないのです。相手の文化を知るには、まずは自分の文化を知り、自分の言葉で話せることが重要なのではないかと思います。
さて、鹿児島に住んでいながらも、知らないことが多い鹿児島の歴史。
例えば、元号の変わり目には、天皇の勅使が、薩摩川内市にある可愛山陵で、奉幣の儀(ほうへいのぎ)という儀式を行ったそうで、正真正銘皇族ゆかりの地。
鹿児島には、神代の時代から縄文、戦国、明治維新とさまざまな時代の歴史があり、面白いです。
気候も良くなってきたので、史跡めぐりに出かけたいと思いました。